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2010年代後半おすすめ映画シリーズのご紹介 「マイ ・インターン」とは

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今回は、2010年代前半おすすめ映画の中から、COCORO VIDEOスタッフがおすすめする映画を
1つ選んでこちらでご紹介します。

 

ハリウッド二大スターが組んだ、ある新興ベンチャー企業の物語。

本作はファッション系ネット通販ベンチャー企業の物語です。

上の映画のワンシーンを見てください。本作で二人のハリウッドスターが共演しています。

左側のスーツの男性は言わずと知れた名優ロバート・デ・ニーロ。若き日のマフィア、ドン・コルレオーネ役がはまった『ゴッドファーザーPartⅡ』、インパクトのある悪役アル・カポネを演じた『アンタッチャブル』など、整形したり体重を変えたりと徹底的な役作りが真骨頂でした。

右の印象的なレッドのワンピースは若きハリウッド女優アン・ハサウェイ。

彼女を有名にしたのは、『プラダを着た悪魔』で女性編集長メリンダ(メリル・ストリープ)に虐められまくったあの新人記者役。記憶している読者も多いかもしれません。

なるほど、今回はこの映画の続編で、転職した彼女が剛腕なデ・ニーロ社長の直属秘書として抜擢されて、毎日パワハラまがいの連続…今どきの若い会社員をターゲットにしたストーリーかな?と思われるかも。

しかし、実は社長がアン、新人がデ・ニーロと、真逆の配役だったのです!

新人はデ・ニーロ!?

70歳のデ・ニーロが新人役とは、一体どういうことなの?と思いますよね。

この映画は、かつては大企業の営業部長として活躍したスーツ姿のベン(デ・ニーロ)が、若者が集まる気鋭のファッション通販ベンチャーにインターン(就業体験)として入り、若き女性社長のジュールズ(アン)やその同僚達に新しい仕事を教わりながら、逆に自身の豊富な知識と経験を活かして彼らを助けていく、というものです。

面白そうだが今現役バリバリで働く自分には関係ない、と思う方もいらっしゃると思います。

でも、誤解を恐れずに言いますと、本作は今話題の働き方改革でも言われる「ダイバーシティ(多様なワークスタイル)」が当たり前になった時代を予見する一本なのですよ。

働き方改革:労働環境の激変でもとめられる「ダイバーシティ」

読者の多くが、今の仕事を終えられたら、元気なうちは年金もらえるまで、どこかで再雇用を希望しているかもしれませんが、その時、日本の会社の雇用環境はどうなっているでしょうか?

今日本の労働人口は2008年をピークに減少しています。歯止めをかけるため、政府は高齢労働者の支援や外国人の雇用増、女性役員を積極的に登用するよう働き方改革を掲げて推進しています。総務省統計データによると、2017年に外国人は雇用が128万人と過去最高です。 また女性の上場企業役員比率は2018年で過去最高の4.1%。2020年にこれを一気に10%にする目標があるので、今後経営トップに女性が占める割合も急速に増加すると推測されます。

この流れで行くと、東京オリンピック以降、日本企業では多くの外国人や女性幹部が企業内で活躍するのが普通という時代になります。従来の画一的な働き方とは異質であり、読者の中には将来の雇用環境を不安に感じる方もおられるかもしれません。

でも安心してください。本作で、ネットベンチャーに採用されてセカンドキャリアを始めるベン(デ・ニーロ)の活躍を見て、どう立ち振る舞ったらよいか感じ取ってみてください。

70歳の新人インターンが活躍する「企業のダイバーシティ」

ベン(ロバート・デ・ニーロ)は長年勤めた印刷会社を定年退職した70歳。妻には3年前に先立たれたため、寂しいながらも悠々自適な1人暮らしを謳歌しようと様々なことにチャレンジします。しかしいくら太極拳教室や海外旅行などに精を出しても心はなぜか満たされません。

そこでベンは新たな生きがいを見出すべく、ジュールズ(アン・ハサウェイ)が経営するファッション通販サイト運営会社「アバウト・ザ・フィット」が立ち上げた「高齢者インターンプログラム」に応募します。「社会と繋がりを持ち、誰かの役に立ちたい」と願う彼は、新人インターン生として採用され、多忙を極める企業で奮闘する日々が始まります。

会社に巻き起こる様々なトラブルにも物怖じせず、何十歳も年下の上司達をなだめながら成功へと導くベン。映画のキャッチコピー 「Experience never gets old. (経験は決して歳をとらない)」はまさに彼の姿を物語っています。彼が会社の若い仲間たちと日々相まみえる姿は「企業のダイバーシティ」が当たり前の時代の雇用環境ってこうあるべき、と思わせませんか?

隠された「もうひとつのダイバーシティ」

実は、映画にはもう一つのダイバーシティが描かれていることも忘れてはなりません。

40年以上連れ添った妻に先立たれ、1人暮らしを送ってきたベン。そんな彼の前にフィオナというマッサージが滅茶苦茶うまい同僚女性が現れます。彼女は離婚経験者で3人の娘は既に独立。2人がお互いを新しいパートナーとして受け入れていく伏線が描かれています。とっても微笑ましく、ピースフルで、愛らしさすら感じるシーンは、将来の日本では、年を重ねてなお現役の男女が普通に恋する「恋愛のダイバーシティ」を描いているのかもしれませんね。

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