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「スマートホーム」とは?その意味や特徴を知りたい!

近年、さまざまな分野でデジタル化が進み、日常の暮らしの中にもIoT(Internet of Things:モノのインターネット)が浸透しつつあります。そういった世の中の流れを受けて、スマートホームという言葉を聞く機会も増えてきました。ですが、漠然としたイメージはあるものの、具体的に意味や特徴を詳しく説明できる人はまだ少ないかも知れません。そこでここでは、スマートホームとはどんなものなのか。その意味や特徴をご紹介。合わせて、シャープが行っているスマートホームに関する取り組みもご紹介します。

スマートホームとは、どんな家のこと?

「スマートホームとは?」そう言われて思い浮かべる家。それは家電や住宅設備などの全てがインターネットにつながっていて、効率よく思い通りにコントロールできる最先端の家、といったものではないでしょうか。そのイメージはおおよそ正解ですが、少し補足すると、最先端の技術によって「安心、安全、健康、快適、エコ、便利」など、そこに住まう人の暮らしに対する課題の解決や、要望を叶える家ということになるでしょう。つまり、インターネットを介して家電や住宅設備をコントロールすることで「暮らしがより充実する」という点がスマートホームの特徴です。

このようなスマートホームの登場は、さまざまな技術革新があってこそのものですが、現代のライフスタイルの多様化や、それに伴う生活者ニーズの多様化が進んだことも関連しています。単身者や高齢者、三世代が同居する家庭、核家族で夫婦共働きの家庭など、世帯の形態も暮らし方もさまざまになり、その中で生まれる困り事や要望が一様ではなくなってきたことで、家に求められる機能や役割の内容も変化してきたのです。

そこで、家電メーカーや住宅メーカーをはじめとする多くの企業は、幅広いライフスタイルやニーズに柔軟に対応する方法のひとつとして、製品のIoT(Internet of Things:モノのインターネット)化を推進。「安心、安全、健康、快適、エコ、便利」など、これまでの暮らしになかった新たな価値を持つ生活用品や生活設備を生み出して、スマートホームの進化を後押ししています。

スマートホームは、さまざまな家電や設備をインターネットに繋ぐことから、コネクテッドホームと言われることもあります。また、インターネットに繋ぐことのできる家電は、スマート家電やIoT家電などと呼ばれます。これらの家電はクラウド上にある人工知能やソフトウェアを介してさまざまな機能を実現するだけでなく、将来的な機能の拡張も可能です。スマート家電と従来の家電はこの点が大きく異なっており、スマートホームとしての機能の一端はスマート家電が担っていると言えます。

スマートホームとは、どんな特徴があるの?

スマートホームとは、インターネットを介して家電や住宅設備をコントロールすることや、様々なサービスに繋がることで「暮らしがより充実する」という点がいちばんの特徴です。具体的にはどんなことが可能で、どんなふうに充実するのか、例を挙げてご紹介します。

より安心・安全に

帰宅前に自宅の照明を遠隔操作でオンに。日没後、家に灯りがついていれば人が在宅しているように見え、防犯対策になります。

より健康・快適に

温度や湿度、空気の汚れ具合といったお部屋の状態をエアコンや空気清浄機のセンサーが感知。自動で運転を切り替え、最適な環境をキープします。

より楽しく・便利に

テレビが日頃の視聴傾向に応じておすすめの番組をレコメンド。音声による電源のオンオフ、チャンネルの変更といった操作もできます。

よりエコ・経済的に

センサーやGPSで部屋に人がいないことや自宅からの外出を判断。自動で省エネ運転に切り替えたり、切り忘れをスマホに通知したりします。

 

スマートホームで実現される暮らしとは?

先述したようにスマートホームは、暮らしに「安心、安全、健康、快適、エコ、便利」というような、今までにはなかった新たな価値をもたらしてくれます。ですが、まだまだ発展途中。これからどんどん新たな製品やサービスが開発され、スマートホームの進化は加速していくでしょう。

今はまだ、ひとつの家電でしか機能しないことも、今後は家電同士が連携して、お互いのデータを組み合わせて複合的に機能するようになるかもしれません。例えば、体重計とキッチン家電が連携して、体重が増加傾向にある時に、カロリーの少ないメニューを冷蔵庫の食材の在庫から提案してくれたり、そのメニューのレシピが電子レンジに送信され、調理まで自動でやってくれたり…。そんなことが、近いうちに実現するかもしれません。また、家の中だけに留まらず、地域や社会と繋がることで医療や教育、金融、交通、エネルギーなど、さまざまな分野のサービスとも連携し、暮らしはますます充実していくでしょう。

 

シャープのスマートホームへの取り組みは?

シャープでは「8KとAIoTで世界を変える」を事業ビジョンに掲げています。この中にある「AIoT」はAI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を組み合わせたシャープ独自の言葉で、「人に寄り添うIoT = AIoT」と定義しています。

取り組みの内容としては、家の中の様々な家電やIT機器をクラウドにつなぎ人工知能化することで、人に寄り添う、優しい存在へと進化させてゆくことを目指しているのがシャープならではの特徴です。また、AIoTのビジョンに基づくクラウドサービスとしてCOCORO+(ココロプラス)を展開。IoT家電とクラウド側のソフトウェアやサービスが一体で動き、AIが支援することで、①進化する ②簡単に使える ③時短になる ④使いこなせる ⑤省エネになる ⑥メンテナンス性があがる という6つの新たな価値を実現し、それぞれのご家庭や社会にフィットする、やさしいココロ配りにあふれた生活サービスを拡げています。そして今後も、AIoT製品やAIoTサービスの拡充を進め、これからの時代に求められるスマートホームが実現できるよう取り組んでいきます。

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